ジャカルタに駐在決定、家族も帯同。手続き、引越し…何から準備を始めようか。

筆者はインドネシア駐在6年目、インドネシア語は現地人レベル。

転職後もインドネシアで働いています。

 

もともと筆者はインドネシアに行ったこともなく、

未知の国に出発するような気持ちで準備を進めていました。

今回の記事は赴任前に準備すべき項目をリストアップしています。

【赴任3ヶ月前から開始】日本での手続き

✅ 引っ越しする

引っ越し大変ですよね。私も何度も経験しました。

日本での引っ越しのポイントは下記です。

  • ジャカルタに持っていく荷物と日本に置いておく荷物の整理
  • 日本に置いておく荷物の保管場所を決定。(貸し倉庫 or 実家)
  • 基本的に家具家電は日本においていく。
  • ジャカルタに持っていく荷物の配送方法を決定

 機内手荷物 or 船便別送 or 航空便別送

 個人的には、船便・航空便別送は受取りが面倒でだったので、

 単身赴任時は、100ℓのスーツケース2個で出発しました。

 どうしても船便・航空便別送したいという方は、

 ヤマト運輸日本通運日新の海外引っ越しサービスを利用しましょう。

✅ パスポート取得

申請〜受け取りまでおよそ1週間かかります。

早めにパスポートセンターで申請しておきましょう。

✅ ビザの取得

インドネシアの就労ビザの取得には、1ヶ月半〜2ヶ月ほどの時間を要します。

ざっくりとした流れとしては、

①インドネシア側でのビザ手続き(ビザ発給許可証VTT(TELEX)の発行)

②日本側でのビザ手続き

③取得したビザで入国

✅ インドネシアの情報収集

ポイントは下記。

  • 現地の病院の場所
  • 働く場所の所在地
  • アパート情報
  • インドネシア日本人学校の情報

 

アパート選びに着いては下記記事を参考にしてください。

▶︎参考「ジャカルタのアパート探しに外せないチェックポイントと生活事情

✅ 健康診断を受ける

企業により規定があるかと思います。

所定の場所で健康診断を受診しておきましょう。

✅ 予防接種を受ける

インドネシアに渡航される際に検討すべき予防接種は下記の通り。

  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 破傷風
  • 日本脳炎
  • 腸チフス
  • 狂犬病

✅ 歯医者に行く

海外旅行保険は、一般的に海外での歯科治療は保険適用外です。

日本でできる歯の治療は終わらせておきましょう。

✅ 美容院

気になるかたは、行き慣れた美容院にいってケアしてもらうのもありです。

現地に着いてからも、日本人が経営する美容院もありますので、

いい美容室を見つけるまでのケアとして捉えていいと思います。

✅ 転校・転入・の手続きをする

小学から中学生のお子さんがいる場合、インドネシアの日本人学校へ転校、

若しくは現地インターナショナルスクールに転校することになります。

こちらも各都道府県毎に定められた手順に沿って手続きを進めましょう。

✅ インドネシアの日本人学校に転校する場合

インドネシアの日本人学校に転校する場合の手続きの話です。

↓ジャカルタ日本人学校の場合(ジャカルタ日本人学校HP情報抜粋「入学までの流れ」)

*日本国内の学校(もしくは他の在外教育施設)での手続き

小・中学校の学級担任に転出の申し出をして、A~Dの書類を受領する。

(B・Cは学校間で郵送されるのが通例ですが、在外教育施設は郵便事情が日本国内と異なるため、

保護者の方に持参していただいています。

直接郵送するといわれた学校には、編入学後に本校から連絡をし、郵送してもらいます。)

 

A在学証明書 B健康診断表 C指導要録の写し ←転入手続きの際に本校事務室に提出。

D教科用図書の給与証明 ←海外子女教育振興財団へ提出し、教科書を受領する。

※在籍校で使用していたゴム印は不要です。
※幼稚園等から本校の小学1年生に入学される場合は、Dだけで結構です。

✅ 日本人学校で必要なものを準備する

日本人学校のHPに学年ごとの「準備物」が説明されておりますので、

そちらを確認いただけるとわかりやすいです。

✅ 役所へ転出届の提出する

転出届を提出すると、住民税の支払いが免除となります。

一般的に企業からの給与は、

“日本側で支払われる日本円” と

“インドネシア側で支払われるルピア” とで分けて支払われる場合が多いです。

この場合、厚生年金や共済年金、国民健康保険は継続されます。

 

一方で、

現地採用など企業からの給与がインドネシア側のみのルピアで支払われる場合は、

厚生年金や共済年金には加入できず、

赴任先の年金に加入するか、日本の国民年金に任意加入できます。

✅ コンタクトレンズ/メガネを調整・購入する

インドネシアでもコンタクトレンズ・メガネを作ることは出来ます。

日本のQWNDAYSやメガネ三城も進出、

コンタクトだとワンデーアーキュビューの販売もありますが、基本的に割高です。

日本で揃えておくのがベターでしょう。

✅ クレジットカードを準備する

ジャカルタ市内のATMでクレジットカードが吸い込まれるケースよくあります。

筆者も2回ほど経験しました。焦ります。

クレジットカードは、可能な限り多く持っておいたほうが安心です。

クレジットカードの申請手続きは、

日本でしか出来ない場合がほとんどですので、出発前に準備しておきましょう。

✅ 家用の常備薬を買う

インドネシアの市販薬は作用・副作用がどちらも強い為、

日本で使い慣れた、若しくは、医師に処方された薬を持参しましょう。

✅ 現地通貨の用意

インドネシアではクレジットカード・キャッシュレス支払いは、

日本より早く浸透していったかもしれません。

しかし!問題はキャッシュレス支払いの機械が壊れているパターン。

その場合、現金が必要となります。

日本円で2万円くらいは現金を持っておいたほうが安心です。

 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事が皆様の赴任準備の手助けになれば幸いです。

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