本記事は、インドネシアのVOA(Visa On Arrival)の「延長方法」についてです。
VOAの取得方法については、下記記事を参考にして下さいね。
▶参考「インドネシアVOAの「取得方法」と注意点 ※2020年最新」
VOA(Visa On Arrival)延長方法することでどうなるか。
VOAを延長することで、インドネシアに最大60日間滞在することができます。
延長申請は、一度までです。
つまり、VOAで60日以上インドネシアに滞在することはできません。
イミグレに行く前に準備するもの
- イミグレに行く前の事前準備として、下記を準備して下さい。
1:「パスポート原本」
2:「パスポート 顔写真のページのコピー(A4サイズ)2部」
*1部は提出用、1部は自分用に保管しておく。
3:「VOAシールとスタンプの押してあるページのコピー(A4サイズ)1部」
4:「60日以内にインドネシアを出国するEチケットのコピー(A4サイズ)1部」
5:「ホテル予約票やアパートの契約書のコピー(携帯画面や口頭で伝えても可)」
6:「VOA延長料金 500,000ルピア/一人当たり」
7:「6,000ルピア 印紙(Materai/マテライ)を購入」
イミグレでも購入できますが、時間に余裕があるなら事前に買っておいた方がスムーズです。
買える場所:
郵便局(Kantor Pos)→ 価格 6,000ルピア
コンビニ Indomaret(インドマレット) / Alfamart(アルファマート)→ 価格 7,000ルピア
*コンビニで買うと、1,000ルピアのマージン取られます。
*これを準備する理由は、滞在している場所によってイミグレの場所が異なるからです。
イミグレに行ってから準備するもの
イミグレに置いてある申請書2種類を記入します。
記入方法は下の写真を参照ください。
8:「申請書1」(一人につき一部)
9:「申請書2」(一人につき一部)
*表面
*裏面
延長申請手順と必要日数
多くて3回、少なくて2回イミグレに足を運ぶことになります。
(イミグレが空いていると、1回目と2回目を纏めてできる時があります。)
大まかな流れこちら。
1回目 必要書類の提出〜VOA延長費用の支払い
2回目 写真撮影・サイン・指紋プリント・インタビュー(1回目の1〜2日後)
3回目 パスポート受け取り(2回目の2〜3日後)
全体の手続きは、7日営業日前後で完了します。
VOAが失効する1週間前には手続きをスタートしましょう。
逆にあまりに早くいきすぎると、早すぎるので1週間前くらいに来てくれ、
と言われます。(筆者はそうでした。。。)
では、細かく見ていきましょう。
1回目 必要書類の提出〜VOA延長費用の支払い
所要時間:30分
「イミグレに行く前に準備する書類」1〜7を持って、イミグレへ。
中央ジャカルタのイミグレの様子
ステップ1
VOAの更新手続きを行うフロアへ移動。(中央ジャカルタの場合、4階がそのフロアでした。)
わからない場合は、入り口付近に警備員がいるので聞いてみましょう。
ステップ2
「申請書1と2」を記入。
申請用紙は、記入スペース横に置いてあります。
ステップ3
発券機を探す。
ステップ4
右上の「Stay Permit〜」のボタンをタッチし、順番待ちのチケットを取る。
ステップ5
番号が呼ばれたら、該当するカウンターに向かい、下記必要書類を提出する。
提出したら職員が書類等を確認するので、呼ばれるまで座って待つ。
1:「パスポート原本」
2:「パスポート 顔写真のページのコピー(A4サイズ)1部」
3:「VOAシールとスタンプの押してあるページのコピー(A4サイズ)1部」
4:「60日以内にインドネシアを出国するEチケットのコピー(A4サイズ)1部」
8:「申請書1」(一人につき一部)
9:「申請書2」(一人につき一部)
ステップ6
呼ばれたら、この書類を受け取ります。
これは「VOA延長費用の請求書」 兼 「パスポート受け取り時の引換券」になります。
この時、いついつまたイミグレに来てくださいと
2回目の写真撮影・指紋プリント・インタビューの予定を”口頭”で伝えられます。
ステップ7
「VOA延長費用の請求書」を持って、銀行(窓口)に向かいましょう。
ほとんどのイミグレには、徒歩圏内に銀行があります。
どの銀行でも大丈夫です。
筆者の場合、最寄りが「BNI」でしたのでそこの窓口にいきました。
※イミグレオフィス内に支払いができるカウンターはありません。
銀行で支払う必要があります。
ステップ8
銀行の窓口の担当者に、
「VOA延長費用の請求書」を渡し、VOAの支払いであることを伝える。
VOAの延長料金 500,000ルピアを現金で支払う。
支払うと写真の「支払い明細書」を受け取り、「VOA延長費用の請求書」を返却してもらう。
2回目 写真撮影・サイン・指紋プリント・インタビュー
所要時間:15分
2回目の持ち物:
・イミグレで受け取った「VOA延長費用の請求書」
・銀行で受け取った「支払い明細書」
ステップ1
おなじみの発券機へ向かう。
ステップ2
一番下の「Interview〜」をタッチし、整理券を取る。
「VOA延長費用の請求書」の右上にあるQRコードをスキャンしても、
整理番号を受け取れるようになっています。
ステップ2
呼ばれたら、写真・サイン・指紋・インタビューの部屋へ。
職員に指示される通り、進めていけば大丈夫。
インタビューについては、ややこしい事は聞かれません。
筆者の場合は、何も聞かれず写真と指紋だけ取られました。
延長目的を聞かれたら「Vacation / Holiday」と答えれば問題なしです。
ステップ3
写真・サイン・指紋・インタビューが終わると、
パスポートの受取日を口頭で伝えられます。
3回目 パスポート受け取り
所要時間:10分
3回目の持ち物:
・イミグレで受け取った「VOA延長費用の請求書」→ これがパスポートの引換券になります。
・銀行で受け取った「支払い明細書」→ 念の為
ステップ1
またまたおなじみの発券機へ向かう。
ステップ2
右の上から2番目の「Collection〜」をタッチし、整理券を取る。
ステップ3
呼ばれたら、カウンターで「VOA延長費用の請求書」を職員に渡し、
パスポートを受け取り、終了!!
念の為、きちんとスタンプが押され、延長されているか確認しましょう。
お疲れ様でした!!
イミグレの場所
あなたが住んでいる、若しくは滞在している地域によって、管轄のイミグレーションが異なります。
南ジャカルタに滞在先がある場合:
中央ジャカルタに滞在先がある場合:
北ジャカルタに滞在先が場合:
西ジャカルタに滞在先がある場合:
東ジャカルタに滞在先がある場合:
バリ島北部エリア(ウブドなど)に滞在先がある場合:
バリ島南部エリア(クタ、スミニャック、ヌサドゥア、チャングーなど)に滞在先がある場合:
イミグレの営業時間
ジャカルタ東西南北中央:
8:00〜12:00/13:00〜16:00(土日祝日は定休日)
12:00〜13:00まで昼休み
金曜日のみ:8:00〜11:30/13:00〜16:30(イスラム教金曜礼拝のため)
バリ島:
8:00〜12:00/13:00〜16:00(土日祝日は定休日)
12:00〜13:00まで昼休み
金曜日のみ:8:00〜11:30/13:00〜16:30(イスラム教金曜礼拝のため)
VOA延長を代行業者に依頼するメリットとデメリット
メリット:
時間短縮。
自分で動くのは2回目の写真・サイン・指紋・インタービューの15分程度だけ。
1回目・3回目の作業は代行してくれる。
時間的余裕がない方は、代行に依頼すれば非常に楽です。
デメリット:
費用面。
業者にもよりますが、おおよそVOA延長料金の2〜3倍程度の費用がかかります。
筆者の場合は、VOAの延長自体そんなに難しい手続きではないですし、
知り合いの代行業者の方から、VOA更新なら、高いし(費用が)
自分でできるなら、そちらの方がいいよ、とアドバイスもらいましたので自分でやりました。
如何でしたでしょうか?
VOAの「延長方法」について、皆様の助けになれば嬉しいです!
VOAの「取得方法」については、下記記事にまとめていますので、
合わせて参照ください。